September 25, 2017
January 20, 2010
December 07, 2009
September 29, 2009
March 19, 2009
朱夏
時々、BOOK OFFで単行本をまとめて買って来る。題名に引かれたのと、作者が同じ大学の出身者だったということで、読んでみることにした。論語では、人生のライフスタイルを、青春、朱夏、白秋、玄冬という順番で表している。青春は35歳くらいまで。仕事や子育ても一段落つき、精神的にも成長していく朱夏を経て、白秋、玄冬と実りの多い人生の収穫期に入っていくということらしい。警察小説のタイトルに朱夏はミスマッチではないかと思ったのだが、面白く、あっという間に読み終えてしまった。釣りをやる人というのは不思議なもので、普段は穏やかに白秋の日々を送っているような人でも、ひとたび竿を握ると、青春や朱夏そのものになってしまう人が実に多い。
January 02, 2009
November 10, 2008
April 04, 2008
養老訓
新潮社から養老孟史氏の本が出たので、読んでみることにした。読んでいくと、鮎のことが出てきた。当然、どのメーカーの竿が良いとか、人より数を釣る方法とかではない。釣りをしていると、年々、水質が悪くなり、川に堆積する砂量が増えているといったことは、誰しも気付くことである。どこに問題があって、個人レベルで何ができるのか、そういうことを考えて実践していくことが大切だというようなことが書かれていた。鮎の話は一つの例なのだが、仕事や子育て、趣味を通して、何か世間に貢献できることを考えていくことが、結局は自分らしく活きるということに繋がるようだ。世の中あっての自分という意識がないと、自分の釣果だけの自己中心的な釣りになってしまうということだろう。
September 08, 2007
世界の終わり、あるいは始まり
角川文庫から出されている「世界の終わり、あるいは始まり」歌野晶午著を読んだ。
自分ではごく普通のサラリーマンと思っている主人公の自宅近くで、連続児童誘拐殺人事件が起きる。家族のために買ったマイホームのある新興住宅街は野次馬やマスコミで騒然となる。だが、ある日、自分の小6の息子の部屋で、息子が誘拐に関わっているとしか思えないもの発見してしまった…。
520ページあまりの文庫本であったが、一気に読んでしまった。
July 14, 2007
より以前の記事一覧
- 超バカの壁・カワハギ万歳! 2006.05.09
- 知的な痴的な教養講座 2006.05.06
- 渓流解禁近し! 2006.01.31
- 秋の夜長に・・・おすすめの一冊 2005.10.15
- 破天荒釣り師 2005.02.03
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