石化けの術
今日は凄い風と雨だった。花粉症に加え、風邪も引いてしまったので、家で、釣りキチ三平のDVDを見ていた。毛鉤に興味を持った三平が、毛鉤の神様といわれる山人さんのところへ行き、毛鉤釣りの奥義に触れ、精神的にも一回り大きくなっていく話だった。山人さんと三平が勝負をしていて、山人さんが見せたのが『石化けの術』である。一切の雑念が釣り払われ、肉体と精神が自然と同化し、無我の境地で、釣りをしている状態のことを言うのであろうか。
私が最初に釣りをしたのが渓流だった。また、釣りにのめり込んだきっかけがテンカラという毛鉤釣りだった。ヤマメ釣りでは、餌釣りでも毛鉤釣りでも、竿を振って、針をポイントに入れられないと話にならない。春にヤマメを釣りたい一心で、真冬の川で、流下して来る落ち葉の上に、毛鉤や餌の付いた針を乗せようと練習したのを思い出した。
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