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April 30, 2008

鮎解禁

080429chouzaburoumaru_020_2 080429chouzaburoumaru_024_2狩野川の鮎解禁日が決定した。5月24日(土)だ。今年も天然遡上はまずます、放流も順調に進んでいるそうだ。ざわつく気持ちを何とか鎮めて、せっせと針を巻く日を送っている。解禁までに、針箱2ケース分くらいのストックは欲しいところだ。

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April 12, 2008

ピッチング釣法

KawamushiKurokawa Pict0020 春は渓流釣りが楽しい。川に着いたら、川の中の石をひっくり返して、イラストのような川虫を採取する。それを針に刺して、川の中を流して、ヤマメやアマゴを針掛かりさせるのが餌釣りである。水が澄んでいると、流下する餌と平行に泳ぎながら、ちょんちょんと餌を突く動作をするヤマメやアマゴを見ることがある。中には、目印にアタリを出さずに、川虫の体半分だけ齧り取っていく魚もいる。また、針が口の中に入っても、首を振って針を外すのが上手な魚もいる。釣り人の仕掛けを学習した警戒心の強い魚であり、一筋縄ではいかない相手である。こういう魚に出会うと、バッターを討ち取るピッチャーのような心境になる。ヒラタ(イラスト左)という虫を、齧られるのを承知で、素直に流したり、途中で止めたり、アクションを加えたりしながら、何度か流す。カウントが2-3までいったら、最後に、今まで使わなかった川虫(イラスト中央)を流す。これで討ち取ることができる時と振り逃げされたりすることもある。私が同じ釣り場で竿を振っている時は、同じ魚と勝負をしていることが多い。

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April 08, 2008

石化けの術

080301kanogawaamago_007_2今日は凄い風と雨だった。花粉症に加え、風邪も引いてしまったので、家で、釣りキチ三平のDVDを見ていた。毛鉤に興味を持った三平が、毛鉤の神様といわれる山人さんのところへ行き、毛鉤釣りの奥義に触れ、精神的にも一回り大きくなっていく話だった。山人さんと三平が勝負をしていて、山人さんが見せたのが『石化けの術』である。一切の雑念が釣り払われ、肉体と精神が自然と同化し、無我の境地で、釣りをしている状態のことを言うのであろうか。

080301kanogawaamago_077私が最初に釣りをしたのが渓流だった。また、釣りにのめり込んだきっかけがテンカラという毛鉤釣りだった。ヤマメ釣りでは、餌釣りでも毛鉤釣りでも、竿を振って、針をポイントに入れられないと話にならない。春にヤマメを釣りたい一心で、真冬の川で、流下して来る落ち葉の上に、毛鉤や餌の付いた針を乗せようと練習したのを思い出した。

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April 07, 2008

花粉症

満開だった桜が散り始めている。新年度、新学期が始まった。3月はそれほどでもなかった花粉症が、4月に入ってからひどくなった。くしゃみ、鼻水が止まらなくなり、喉もいがらっぽくなり、市販薬を飲むようになった。症状は緩解するが、体がだるく、気分もだ。長期に渡る服用は、肉体に与えるダメージが大きいようだ。あと少しの辛抱だ

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April 04, 2008

養老訓

新潮社から養老孟史氏の本が出たので、読んでみることにした。読んでいくと、鮎のことが出てきた。当然、どのメーカーの竿が良いとか、人より数を釣る方法とかではない。釣りをしていると、年々、水質が悪くなり、川に堆積する砂量が増えているといったことは、誰しも気付くことである。どこに問題があって、個人レベルで何ができるのか、そういうことを考えて実践していくことが大切だというようなことが書かれていた。鮎の話は一つの例なのだが、仕事や子育て、趣味を通して、何か世間に貢献できることを考えていくことが、結局は自分らしく活きるということに繋がるようだ。世の中あっての自分という意識がないと、自分の釣果だけの自己中心的な釣りになってしまうということだろう。

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