ミーからの贈り物

ミーが生んだ子猫たちはすくすくと成長し、愛らしい姿で私達を楽しませてくれた。一ヶ月もすると、家の中を駆け回って飛んで跳ねていた。とにかく可愛かった。

ミーは、乳離れをした子猫たちに餌の食べ方を教えたりもしていた。

ミーが生んだ4匹の子猫はみんなオスだった。兄弟たちはとても仲が良かった。隣の家の屋根に4匹で登り、一匹の猫が下りられずに困っていた時は、心配そうに下で待っていた。また、近所の家の電動シャッターの車庫に一匹だけ取り残された時も、3匹は待っていた。人間が忘れてはならない大切なものをミーや子猫たちからは教えてもらった。

ミーの出産

家猫として、すくすく成長を続けたミーも、〝盛り〟を迎えた。避妊手術をしに行かなければと思っていたので、外に出さないように気を付けていた。だが、ちょっとした間隙を付いて、夜間外出されてしまった。その日の明け方にこっそりと戻って来た。日に日にお腹が大きくなり、4匹の赤ちゃんを産んだ。家中の中で、もっとも安全と思われる2階の部屋のベッドの下にバスタオルなどを持ち込んで、そこで出産した。

子猫たちがヨチヨチ歩きをするようになった頃、みんなで鑑賞しようと1階のリビングに運んだ。しばらく猫たちの可愛い仕草を楽しんだ後、買い物に行った。帰ってみると、猫が一匹もいなかった。もしやと思って、2階の部屋のベッドの下を覗いてみたら、全員いた。ミーが、一匹ずつ口に銜えて、階段を上って運んだに違いなかった。

ミー

ある日、帰宅すると生後一ヶ月くらいの子猫がいた。 公園にダンボール箱が置いてあり、その中で鳴いていたのを持って帰って来たというよくある話だった。その猫の処遇をめぐって、飛び交う怒号や罵声…。そんなやり取りの中、その猫と目が合ってしまった…。

どうする？ア・イ・フ・ル～♪という清水章吾さんが出ていたＣＭと同じ状況になってしまった。

結局、その猫は我が家で一緒に生活をすることになった。ミーという名前が付けられた。懸念していた通り、餌やりとトイレの始末は、私の当番になった。　（つ・づ・く）

今年の夏

10月14日を以って、中津川などの近場の川が禁漁になる。それにしても、今年の夏は暑かった。激烈な暑さだった。シーズンに入る前に、親父の体調が悪くなったこともあり、今年は近場短時間の鮎釣りが多くなった。今年の夏は、鮎釣りの楽しさだけでなく、家族の大切さを痛切に感じた時季であった。

ハギ刺し＆肝

10月3日に腰越の多希志丸にカワハギ釣りに行った。

刺身にしてみた。美味かった(^^ゞ。