他人志向の愚

オーラの泉という番組を見た。美輪明宏さんが、〝金持ちやセレブぶってはいるが、上には上がいる。他人と比較して、自分が優位だと思うのは愚かなこと〟というようなことを言っていた。他人より釣果が少なくても、、サイズが小さくても、卑下する必要もないし、ましてや自慢する必要もない。まず、〝自分ありき〟である。一日釣りをして、自分の釣りに満足して納竿できれば、それで良いのある。時々、美輪さんの言葉に、、はっと気付かされたり、癒されたりすることがある。

放流鮎

6月1日ホームグランドの相模川水系でも鮎が解禁し、大勢の釣り人で賑わった。昨日は夜勤明けだったため、夕方、ほんの少しだけ竿を出した。左が昨日釣った鮎、右が先週狩野川で掛けた鮎である。におい、肌触り、見た目の姿形、おとりの追い方など、かなりの違いが体感できた。放流した鮎の生存率にもかなり違いがある筈だ。どの漁協も解禁日には釣り人に楽しい思いをしてもらおうと、準備をしてくれている。以前、見学をさせていただいた鮎種苗センターでは、九州地方のダム湖産と海産を掛け合わせたりと研究に余念がなかった。天然遡上鮎が激減した川では、もはや放流に頼らざるを得ない。どの川にどんな鮎を放流したら良いのかは難しい問題だが、あちこちの川に行った時に、釣れた鮎をじっくり観察してみるのも楽しいものである。