ミサンガ
四十の手習いでミサンガ作りを始めた。ミサンガは別名プロミスリングとも言う。手首や足首に巻いているミサンガが切れると、願い事が叶うと言われている。そんなわけで、ペアでしているカップルも多い。他人のことには無関心な昨今であるが、いい年をしたおっさんが、手芸売り場で材料を選んでいると、時々、妙な視線を感じることがある。編み棒などは一切使わず、手だけで編みこんでいくのだが、最初は腱鞘炎にでもなりそうだった。だが、徐々に両方の手指が軽快に動くようになって、今では楽しいものである。最近、釣りに行っても、微妙なアタリを感知できなくなっているのではないかと疑心暗鬼になることがある。ミサンガ作りを楽しみながら、加齢に伴う、いろんな箇所の感度低下防止の願いも叶えば、まさに一石二鳥である。
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