四万十川の由来?②
四万十川の由来もいくつかあって、地球物理学者の寺田寅彦氏が随筆の中で書いたアイヌ語説は有名だ。〝し〟は〝すこぶる〟、〝まんと(マムタ)〟は〝美しい〟、というアイヌ語から来たという話である。英語で言うとvery beautifuというところだろうか。どうも、これは、こんな見方や考え方をしたら興味深いのではないかという寺田氏の発想だったようだ。それが人々のロマンという想像力を刺激したのか、この説が不思議と広まる結果に繋がったのかもしれない。秋の夜長に、釣りに行った場所の歴史や言い伝えなどを調べてみるのも楽しいものである。
寺田氏がこの仮説を発表したのが昭和の初期…。今の時代に、寺田氏が自身のHPでこの手の話をシリーズ掲載したら、さぞかし面白かっただろうと思う。それこそ、ハンカチ王子ならぬブログ王子には間違いなくなった筈であろう。
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