試合の駆け引き
8月19日リバーノウティの例会でのこと、この日は参加者を2グループに分け、午前と午後2試合を行った。午前・午後ともに、1時間半ごとに上流と下流の釣り場を交換して、合計6時間の総釣果で勝敗を決めるというルールだった。
午後のエリア交代後、私はAとBのポイントで数匹ずつ野鮎を掛け、その後、本命のCポイントに入ろう、あそこなら4~5匹は確実に掛けられるだろうと目論んでいた。C地点周辺には人もいなかったので、AとBのポイントで竿を出して行ったが、芳しい反応はなかった。やっぱりCだなぁ…と移動しようとした時である。「ま、まさか…」、下流から上がって来る松林会長の姿が目に入った。大きな体躯からは想像もできない程の素早さでCポイントに入り、予想通り、5匹ほどの野鮎を掛け、また移動してしまった。
「しまったぁ、あそこから来るとは…」思いも寄らなかった。これは迂闊だった。試合後に松林会長から話を聞いたが、私があそこのポイントに入るのがわかったので先手を打ったということのようだ。相手の心理を読み、自分の作戦を臨機応変に立て直していくということに関しては、さすがに試合巧者である。いやはや、参りました…<(_ _)>。
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