蕎麦梅雨
半年越そばを食べながら思うことがある。梅雨時というのは湿度が一定ではない。そのため、そば粉の配合や打ち方、茹で具合など、その日の天候によって細かな配慮が求められるそうだ。その奥深さの一端でも感じ取ろうと、箸でつまんだ蕎麦のそばに顔を近づけたりしているが、凡人にはなかなか・・・・。蕎麦をすすり終わってからのひと時も楽しいものである。蕎麦湯で薄めたそばつゆをすすりながら、今後の梅雨の行く末や鮎の成育などに思いを馳せている。このくらいの降雨量ならあまり増水しないなぁとか、梅雨が明けるまでに鮎はこれくらいは大きくなっているだろうとか、そんなことばかり考えている。
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