W杯
ブラジルとの試合を早起きして観た。前半ロスタイムでのロナウドの同点弾は見事だった。世界との差をまざまざと感じさせられた一戦だった。予選リーグの日本チームの戦いを見ていて思ったことがある。中田ヒデという選手は、将棋や囲碁で言えば、10手くらい先が読めているんだなぁと感心させられることが多かった。ヒデが想定していることと他の選手とのイメージの間にはかなり隔たりがあるような気もした。そこへ行くと、ブラジルの選手達は、この局面ならこういう戦法という、いちいち確認しなくても、同じイメージを持っているようだった。いわゆる阿吽の呼吸というやつだ。日本は、数年後を見据えて、そもそも日本はどういうサッカーをしたら良いのか、そういうところからの確認作業が必要なのかもしれない。
先を読むというのは釣りでも同じである。巧い人ほど、どこに木の枝が張り出しているかとか、攻めるポイントの順番、魚が掛かった時の取り込み場所などが的確に判断されている。それ故、冷静に淡々と釣りができている(羨)。
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