他力本願
TBSのドラマ「年下の男(終)」を見た。会社や男から見向きもされない、そして、自分達に取り立てた才能のないOL達が、姥捨て山と呼ばれるプロジェクトに参集された。「こんな会社にとって、不要な人材ばかり集めて、何が新規プロジェクトだ・・・」と威きりたつOLに、主人公が、「確かに、自分達は取り柄もないが、そういう人達の集まりだからこそ、チームワークが強くなるし、そこから新たな力が発揮されるかもしれない」と諫めていた。今まで、自己否定ばかりしていた主人公が、紆余曲折を経て、ダメな現状を受け入れ、そしてポジティブな姿勢で生きていくことに目覚めたという内容だった。これを見て、思い起こしたのは、他力本願という話だった。他力本願というと、
他人の力を借りて、自分の本懐を遂げると解釈しがちだが、実は違う。人間は、生まれてからたくさんの人達に支えられて、その人達のお陰で、自分の夢や願いが達成される、だから、「お陰さまで」、と感謝しなければいけない。確かに、気持ちの持ち方一つで、毎日の風景も変わるだろうし、楽しく生きていける筈だ。
今年も、鮎釣りの季節がやってくる。大会に出て、予選敗退が続いても、ふてくされず、ポジティブに、時にアクティブに、Let's Enjoy Fishing!といきたいものである。ワンシーズン分の掛け針を巻く作業が、楽しくできる気分になってきた。
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