ルーツは狩野川
国際つり博で、尊敬する釣り人の一人である伊藤稔さんの講演を聞いた。今年、D社から伊藤さんプロデュースのゼロドライブという鮎竿が発売される。伊藤さんがこの竿を開発しようとした、そもそもの理由は、師匠である狩野川の山田右さんの神業の泳がせにあるということだった。僕の鮎釣り教則本になっている『ベーシック鮎読本』(伊藤稔著 週刊釣りサンデー刊)のp.117~p.118にそのことが書かれてあった。足首くらいの超浅場を根掛かりさせずに
国際つり博で、尊敬する釣り人の一人である伊藤稔さんの講演を聞いた。今年、D社から伊藤さんプロデュースのゼロドライブという鮎竿が発売される。伊藤さんがこの竿を開発しようとした、そもそもの理由は、師匠である狩野川の山田右さんの神業の泳がせにあるということだった。僕の鮎釣り教則本になっている『ベーシック鮎読本』(伊藤稔著 週刊釣りサンデー刊)のp.117~p.118にそのことが書かれてあった。足首くらいの超浅場を根掛かりさせずに
今日、つり博に行ってきた。シマノのU氏に挨拶しようと何度か行ったが、いつ来るかわからないということで、あちこち見て回っていた。ちょうど、Daiwaのブースでは講演中の伊藤稔さんに、村田満さんが質問攻勢を仕掛けて、二人の漫才みたいになっていた。聞いている側としては、何だか得したような、とても楽しいやり取りだった。講演後に伊藤さんに、去年から悩んでいた背針について質問をした。AとBの違いは?と聞くと、取り外しができるか、できないかというだけのことで効果は同じとのことだった。それだけのことですか?と聞くと、それだけのこと、自分の好きなものを使えば良いということだった。私の半年越しの悩みはたった1分で解決した。
マイフォトに写真を少し掲載してあります。
1月29日・30日、幕張メッセで国際フィッシングショー2005が開催される。各メーカーが今年の一押しロッドなどを展示し、テレビや雑誌で活躍中のフィールドテスターが説明をするというイベントだ。僕がメインで見に行く鮎竿やウェアは、このショーの後に販売店経由で受注→生産→釣り人ということなので、説明にも熱が入る。手に持ってみると、この竿で釣ってみたいと思わせるものも確かにある。最高級モデルの竿は、その性能の高さゆえに、釣り人の腕の悪さをカバーしてくれる部分もある。大事なのは、どんな竿や仕掛けでも、コンスタントな釣果が上げられるように腕を磨くことなのだが、僕みたいな抑制が効かないタイプの人間は、うっかり手にすることのないように注意して出掛けるとしよう。
松原湖や赤城大沼の氷上ワカサギ釣りが解禁になった。ネットで知り合ったわかさぎ名人の葱坊主さんにサポートをお願いして、来月には氷上穴釣りを計画中である。四駆の車のタイヤもスタッドレに交換した。カタツムリ型のテントやドリルなどはレンタルできるというから便利だ。赤城というのは、気温がマイナス15度、ときにはブリザードが猛威を振るうらしい。早く釣りたいと思う反面、気温や車のスリップ事故の話を聞くと、かなりビビリが入っている。事故と言えば、昨日、北海道で、氷上ワカサギ釣りをしていて亡くなられたお子様のニュースには驚いた。ご冥福をお祈りいたします。
だいちゃんとその息子Uちゃん、鮎蔵さんと山中湖旭日丘観光に出掛けた。最近、渋い釣りが続いていたのだが、今日は久々にウハウハ気分を満喫できた。特に、Uちゃんは鈴なりに掛かると、とても喜んで、こっちも嬉しくなってしまった。旭日丘さんのHPにも写真が載っています。あぐらをかくと隣の人と足がぶつかるので、次はミニチェアを持参することにしよう。試した両軸リールは0.8号のオモリがスーッと落ちて行きました。誘いもかけやすく、快適でした。
ボート釣りや桟橋ナイターの時は、小型スピニングやタイコ型の物を使っていたが、両軸タイプで良いものはないかなぁと、あちこち探していた。TAKIさんという方のサイトで、バス用の両軸リールの替えスプールが、わかさぎ用にアレンジ開発、販売されているのを知り、早速入手した。自重160gであり、持った感じは確かに軽い。スプールの回転も良い。明日は友人と山中湖ドーム船、どんな調子か早く試してみたい。
1月18日のカワハギは食いが渋くかった。一日で15ヶ所くらいのポイント替えだから、相当のものだ。他の釣りでもそうだが、渋い時は、あの手この手と変則的なことをやらないといけません。わかさぎ釣りのように、穂先を激しく揺らしたり、糸を弛ませて餌を海底にべったり付けたりもした。カワハギはアサリの黒っぽい所が好きだと聞いたので、そこだけカットして、渓流のイクラ3粒掛けのように装餌したりした。
昨日、初めて海の船釣りに行ってきた。昨夜は、思いのほか疲れて、カワハギの刺身と肝和えを食べて、すぐ寝てしまった。いやいや、自分で釣ってみて、たくさんの人がはまるのがよ~くわかりました。一度はかかるカワハギ病というだけあって、魔性の魅力です。 マイフォトに写真を掲載しましたので、見て下さい。
明日は、相模湖新年オフ会で久し振りに会った海馬さんにお願いして、かわはぎ釣りに連れて行ってもらうことにした。ネットでの、かわはぎ釣りの楽しいやり取りを見て、こんなにたくさんの人が嵌る理由が知りたくなってしまった。私は海の釣りはまったくの初めてだ。海馬さんの助言で酔い止めも買ったが、船酔いはするだろう。どんな珍プレーをやらかすか、自分でも楽しみである。マイフォトに掲載できる写真が撮れれば良いのだが・・・。
相模湖のわかさぎナイターは、あえて一匹ずつ掛けながら、マニアックな楽しみを堪能している釣りである。竿は、G社のわかさぎ竿をはじめ、カーボンのチヌヘチ竿、筏竿、ウルトラライトアクションのルアー竿など、いろいろ試してみたが、最もしっくり来るのが和竿だ。食いが良い時は竹の先調子、渋い時はクジラの髭を柔らかめに削った穂先と使い分けているが、どちらも、魚が掛かってからの手に伝わる感触が何とも言えず心地よい。他の竿にはない感触である。
天気予報では明日は雪らしい。関東地方でも積もりそうなことを言っていた。今年は天狗岩のドーム船での手繰り釣りばかりだったので、明日は久々に相模湖柴田にわかさぎナイターに行くつもりでいた。雪はどうだろうか。せっかく覚えた釣りも、やらないと腕がなまってしまうなぁ。
青色発行ダイオードの発明者、中村修二カリフォルニア大教授の会見を見た。やってられないと怒るのも無理はないだろう。発明時の報奨金が2万円とは・・・、いくらなんでもひどすぎる。発明の対価に見合う報酬が支払われるシステムや研究者をバックアップする体制の整備が日本は遅れているとしかいいようがない。
昨日は、ドーム船で使う予定の短いリール竿作りをほぼ終了するために、秋水先生の工房に伺った。私はクジラ穂を少し削っただけで、あとは先生が見事な手際であっという間に仕上げてくれた。穂先を削る作業をしていて思ったのは和竿の可能性である。我々は、今年の流行はこれだ!というメーカーが作った路線を歩かされている部分も確かにある。和竿は、材質や削り方を変えることで、竿を自分の好みの調子やカラーにすることができる。既存の概念など気にせず、こういう釣り味を楽しみたいというイメージを具現化することも可能である。これは、かなり凄いことだ。
今日、和竿美術館の秋水先生の工房で竿作りをした。先生に助けられながら、自分でやってみて、ただ釣れるというだけでなく、釣っていて楽しくなる竿を作るというのは大変なことだと実感いたしました。併せて、先生の偉大さも改めて実感いたしました。
TVをBGMに、釣りの仕掛けを作ることが多い。去年の暮れから、TBSドラマ30のメモリー・オブ・ラブという番組にはまってしまいました。テーマは純愛、人が人をこんなにも思い、慕うことができる主人公がとても眩しく感じられます。いつも、これからっていうところで、つづくとなってしまいます。
穴釣り感覚で、糸を手繰っていく手バネ竿の釣りがおもしろくて、相模湖天狗岩のドーム船(2004.10月オープン)にすでに10回通った。12/29(雪)は渋、12/30(晴)爆釣、1/4(晴)は激渋という釣果だった。繋留してある場所、僕の仕掛け、竿、エサ、誘いはほぼ同じ。急に西高東低の冬型の気圧配置に変わったり、水が澄みすぎると、一日で状況が変わってしまうということが現実にある。自然とは、かくも摩訶不思議なものなり・・・。
午後~リヴァスポット早戸に行き、ルアーロッドを振ってきた。今日は風が強く、ルアーのキャスト、フッキングが難しかった。風の影響を受けているので、ラインでアタリを取るのは難しく、穂先でアタリを取るしかなかった。僕の竿は、全体は柔らかだが、穂先でアタリを取れるタイプではない。穂先でアタリを取るのであれば、ソリッドタイプの方がベターだろう。喰いの浅い時は尚更そうだ。ルアーの泳ぎも安定するに違いない。チューブラ穂先の鮎竿より、ソリッド穂先の渓流竿の方が、おとり鮎はよく潜るし、引っ張っても付いて来るのです。ソリッドでアタリを取り、掛かってからはスムーズに胴に乗ってくるようなロッドが欲しくなってしまった。
今朝、何気なくTVを付けると、竹の鮎竿で釣りをしているシーンが出てきた。んー?と思い見ていると、釣り人は、昨シーズン何度かご一緒させていただいた狩野川の植田正光さんだった。その竹竿は、東作という和竿師の作った竿で、植田名人も、このように自分の手指の一部になるようなものはないと絶賛していた。番組では、東作師匠の作る、はぜの中通し竿やタナゴ竿の工程を紹介しており、あまりの素晴らしさに見入ってしまった。名人がこだわりを持って作った竿は、究極の逸品と言われるそうだ。他にも、パイプやワイシャツ、カバンの職人を紹介していたが、あくまでも使う人の立場に立ち、妥協しないこだわりが共通するキーワードだったと感じた。
新年早々、良いものを見た。今年も、自分なりの思い入れを大事にしながら、釣りにのめり込むことができそうだ。
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