オレオレ詐欺
大学で臨床心理学という講義の時に見た催眠術には度肝を抜かれた。教授に指名され教壇に上がった学生は、あれよあれよという間に、リモートコントロールされていた。キャリアを積むと、催眠にかかりやすい人とそうでない人の見分けが明確にわかるようになるのだそうだ。巧妙化しているオレオレ詐欺の手口を見るにつけ、大学や大学院(あるいは独学)で、かなりの催眠療法の知識やテクニックを習得した人たちが、組織的に犯行を行っている気がしてならない。携帯電話で話しながらリモートコントロールして、銀行のキャッシュコーナーで入金させてしまうというのだから驚きだ。催眠療法は人の心の病をケアするためのものだ。くれぐれも引っ掛かってはいけません。
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